四月八日は釈尊の誕生日です。渡仏会、仏生会などと呼ばれ、一般には花祭りとして親しまれています。寺の境内に花御堂といういろいろの花で飾った小さなお堂をつくり、ここに銅の誕生仏の像を安置して、その頭の上から竹の柄杓で甘茶を三回そそいで拝むのがならわしです。花御堂は、摩耶夫人が菩提樹の下で釈迦を産んだという花園をかたどったものです。甘茶は、九頭の竜が天から清浄な水を吐いて釈迦に産湯をつかわせたという伝説から生まれたもので、正式には、五香水支たは五色水という五種の香水を用います。この甘茶をもらって墨をすり、虫よけのおまじないのことばを書いて、戸口に張ったり、蚊帳のつり手に結びつける風習も現在もまだ残っています。
きれいに離婚する方法は、お互いの過去や金品にことさら執着しないようにすることです。たとえば、相手が浮気をした場合、それに対する多額の慰謝料を請求するなど制裁を加えたくなりますが、相手が応じなければ裁判に訴えるしかありません。裁判となれば、時間も費用もかかりますし、第三者に対してプライバシーも守れなくなり、争いは泥沼化することにもなりかねません。そういう点から考えれば、やはり協議離婚が最も精神的負担の少ない別れ方ということになります。協議離婚は、簡単にいえば互いに話し合うことで決着をつけるものです。協議離婚のおおまかな流れは、?離婚の話し合い、?離婚の合意が成立、?離婚届に必要な項目を記入・捺印、?離婚届を市区町村役場に提出、?離婚届が受理される、?離婚の成立――ということになります。現在、離婚手続きのうち、約90%が協議離婚、約9%が調停離婚で、審判離婚、裁判離婚はわずかです。いずれにしても、離婚をする場合、過去にとらわれず、次の自分の人生に向かって話し合いをし、手続きをする姿勢が大切でしょう。
和服礼装との違いは、洋装では男女共に格式や時間によって着分けるが、これは流行を超越した原則である。男性の礼装の格づけ時間割は、次の三種類である。第一はモスト・フォーマルで、昼間はモーニング・コート、夜間はテール・コート。第二はセミ・フォーマルで、昼間はディレクターズ・スーツ、夜間はタキシード。第三はインフォーマルで、昼夜ともブラック・スーツ。昼夜の区別は、ビフォア・シックス(午後六時前)を昼、アフター・シックス(午後六時以降)を夜、とする。つまり、昼夜のボーダーラインは午後六時ということになる。たとえば、午後五時すぎのカクテル・パーティーには、礼服ではなくダーク・スーツがよい。たまにモーニング、またはタキシードを着る人があるが、それはおかしい。フォーマル・ウェアには、時間によるきびしい着分け以外に、慶弔の場合によっても、ルールや着こなしが違ってくる。